IKI茶箱
あなたの「こだわり」を伝統工芸で、天下に一つしかない粋なものをつくる「IKIプロジェクト」と金沢21世紀工芸祭のコラボレーションが決定しました。
昨今の状況下、屋内での飲食を必須とする茶会の開催は危機的状況であり、本年度の茶室における茶会は困難である。
そこで、金沢みらい茶会では茶道具の可能性に着目し、公益社団法人金沢青年会議所が企画する「IKIプロジェクト」に茶箱の制作を依頼しました。
コンセプトは金沢の若い世代が仕事や日常で使う茶箱。
テーマは【六瓢(無病息災)】
茶箱のそれぞれの道具の中に瓢箪をモチーフとして用い、全体で6つの瓢箪がある。6人の作家がそれぞれの技法を用い、無二の茶箱に仕上げます。
参加作家
・加賀象嵌 笠松 加葉
・加賀蒔絵 高田 光彦
・加賀水引 津田 六佑
・加賀友禅 武部 徹
・金沢九谷 利岡 光一郎
・二俣和紙 北 美貴
完成品は、工芸回廊参加店の能作で展示。そしてコンセプトムービーの配信を通じて、工芸の可能性や道具としての魅力のみならず、お茶の楽しみそのものを探り、新たなお茶の価値観を提案します。
以下、IKIプロジェクトについて(公式webより抜粋)
「工芸」という言葉でみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
食器、置物、お茶道具、など昔の生活スタイルの物を作るイメージが強いと思います。
しかし工芸はその長い歴史を見ると社会の変化に対応して時代に応じたものを作ってきました。
では全く別のことをしてきたのでしょうか?
工芸の根底にあるのは「長年培われた、素材に対する独自の技法」です。
本事業では上記の定義のもと、今の時代に求められる工芸の力を見つけたいと考えています。
本事業ではあなたの天下に一つしかない「粋」な依頼を募集します。
その「粋」はご自身の超個人的な嗜好でも構いません。
グローバル化が進む現代では、本物の嗜好は光り輝くのではないでしょうか。
全国の一割の国指定の伝統工芸が金沢にあります。
あなたの「こだわり」を加賀百万石の文化が育んだ金沢の工芸にのせてみませんか。
10月10日~11月13日の間、工芸回廊「能作」会場にて展示しております。
IKIプロジェクト 公式webサイト
https://kanazawa-iki-project.com