十間町五三茶会
Jukken-machi 53 Chakai
佗び茶の祖と呼ばれる村田珠光(1423-1502)の言葉「和漢のさかいをまぎらかす」は、唐物と和物の境界を取り払い、調和させることで新たな美をつくることを示したもの。東アジア文化都市2018金沢開催に向け、登録有形文化財「谷庄」、「石黒商店」の茶室で催す、茶の世界には当たり前にある日中韓の繋がりを再認識する茶会。10月から11月は、「風炉」から「炉」へとしつらえが変わる時期。それぞれに異なる趣向など、一服に込められた茶の心にふれる。