工芸回廊
2021/11/26-11/28
KOGEI KAIRO
なぜ金沢は他でもなく工芸だったのか?
まちなかにひそむ工芸ゆかりのスポットを、冊子とツアーで紹介します。工芸を支えてきた政治、教育機関、そして市井の人々を物語りながら、その環境を見つめます。
趣膳食彩
SHUZEN SHOKUSAI
金沢の大事な工芸の支え手の1つに、料理屋があります。彼らは代々道具・古美術を所有し、食事の器や空間に使い続けてきました。
それを支えたのは道具のコーディネートや維持管理を行う道具屋等です。激動の時代を乗り越えながら、料理屋にまつわる「工芸」がどのように変化をしてきたのか、様々な食の風景の中に存在する工芸と、工芸作家だけではない、工芸の流れの1つを紹介致します。
金沢みらい工芸部
2021.10.7-11.28
KANAZAWA MIRAI KOGEI-BU
工芸はもともとその土地で確保できる素材と素材を組み合わせてものを作る、原初的な技術です。県内のやきものの産地としては九谷焼が有名ですが、金沢市内にも窯元がいくつも存在してきました。
今年度のワークショップでは素材採取からスタートし、改めてその土地で「作る」ことを考え、未来の工芸を支える“担い手”となる道を拓きます。
金沢みらい茶会
2021/11/26-11/28
KANAZAWA MIRAI CHAKAI
藩政期より金沢では「茶道」が親しまれてきました。為政者、武士、数寄者そして女性と、時代のうねりの中で担い手が変化しつつも、幅広い階層の人々が集まり、フラットに美を共有する「場」として機能してきたのです。
今年の金沢みらい茶会では特別に制作した映像展示と流派についてのレクチャー、そして戦前戦後の数奇者や市井で茶の湯を楽しむ人びとの紹介を行います。