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2月 06

治部煮のルーツ?400年前の茶懐石を老舗料亭が再現!

2023年2月5日(日)、400年前の小堀遠州の茶事の記録をもとに、一連の料理を再現されました。料理の記録には「鴨の肉に葛をかけ」「鴨肉を煎り…匙を添えて」など今日の治部煮を想起する献立も記されており、金沢の老舗料亭大友楼が料理を担当しました。
当日は金沢の数寄者にまつわるスポットを最新のアプリを用いて古地図と照らし合わせながら探訪し、往時に思いを馳せました。

室町将軍家、織田信長、豊臣秀吉、徳川将軍家と時の権力者から信頼を得て金工界をリードした後藤家。分家に生まれた後藤覚乗は、加賀藩2代藩主前田利長、3代藩主利常に仕え、残された古文書や手紙からは、身分を超えて利常とは密接な関係であったことが窺える。
覚乗の直系子孫が書いた「後藤家旧記」には覚乗と加賀藩の繋がり、また茶会に招かれた際に記した詳細な茶会記が残る。

第2回は3月5日に開催決定。詳しくはこちらから。