【10月14日に工芸祭が始まりました!】

金沢21世紀工芸祭が10月14日に開幕しました!初日の「金沢みらい工芸部」では、キーホルダーやペンダントヘッドを作るワークショップを実施。15日は五感で工芸を堪能する「金沢みらい茶会」「趣膳食彩」が開かれました。19日にはいよいよ「工芸回廊」がスタートし、ひがし茶屋街や主計町の店舗をギャラリーとしてさまざまな作品が展示されます(22日まで)。工芸の秋真っ盛りの金沢をぜひお楽しみください!

初日のみらい工芸部では、キーホルダーやペンダントヘッド作りが行われました。金属の板に、刻印とトンカチを用いて模様をトントンと打ち付けてパーツを作成していきます。親子で参加する方が多く、お子さん以上に真剣な表情で取り組むお父さんの姿も。「キーホルダーをどこに飾るの?」と聞かれ、「もったいないから家に飾る」とはにかむ小学生もいました。

みらい工芸部の一コマ。刻印を打ち付け、模様を描きます。

 

15日の金沢みらい茶会では、「青宝茶会」と「十間町四四茶会」が開かれました。十間町四四茶会は来年金沢で催される東アジア文化都市2018金沢にちなみ、和物・唐物を調和させたしつらえでおもてなし。青宝茶会は若手の工芸作家の器が登場。にょきにょきと耳が飛び出した奇抜なデザインの器もあり、参加者は物珍しそうに見入っていました。ちなみに青宝茶会の器は、工芸回廊にも出展されます(@主計町検番)。

十間四四茶会の会場となった「谷庄」の庭。緑が美しいです。

十間四四茶会にて。凛とした空気が伝わります。

 

参加者の目を楽しませた器の数々。

 

同日の趣膳食彩では、北陸3県の料理人がコラボする「理~コトワリ~」を開催。日本料理、寿司、創作和食とジャンルが異なる料理人が集い、スペシャルな空間を作り上げました。木村泉美さん(鮨人)の、鮨職人ならではの手のリズムが印象的だったとはカメラマンの弁。この日のマグロは青森の大間産。のどぐろのしゃぶしゃぶに串焼き、マツタケやぎんなんなど秋を感じさせる盛り合わせ‥。参加者のみなさんは、目も舌も満足されたのではないでしょうか。

宮崎さん作の手ぬぐいが場を引き締めます。

 

鮨人(富山)の木村泉美さんの真剣な眼差し。

一乃松(福井)の坂さん(手前)と藤井さん。息もぴったり

 

のどぐろのしゃぶしゃぶ。参加された方がうらやましいです。

 

PLAT HOME(金沢)岡川さんの笑顔。いい表情!

 

工芸祭は工芸回廊(19~22日)アートスペースリンク(11月26日まで)、「工芸建築」展(11月7日~19日)などなど、続々とプログラムが催されます。どうぞお楽しみに!